青森の金融経済概況、2018年7月発表概要
日本銀行、青森支店の発表によると
県内の景気は、緩やかに回復している。この間、企業の業況感は、比較的良好な
水準を維持している。
最終需要動向をみると、個人消費は、一部に弱めの動きがみられるものの、回復
基調を維持している。すなわち、家電販売は、持ち直しが続くなか、大型小売店販
売は、基調として回復している。この間、乗用車販売は、持ち直しの動きが鈍化し
ている。
住宅投資は、横ばい圏内で推移している。設備投資は、緩やかに増加している。
公共投資は、横ばい圏内で推移している。
生産動向をみると、増加している。すなわち、業務用機械は、高水準で推移して
いるなか、電気機械等は、増加しているほか、鉄鋼は、持ち直しの兆しがみられて
いる。この間、紙・パルプ、窯業・土石の一部では、増加の動きが一服している。
雇用面をみると、労働需給は引き締まりを続けている。